投資を嗜む学生時代
大阪にある私立大学の工学部に入学し将来は造船技術者を目指していました。
世の中が高度成長期のど真ん中であり、株式の話題がテレビ、新聞で連日報道されていました。
たまたま学内に株式研究会というサークルが有り、株式に興味を持つ学生が参加していました。
私も連日の株価報道に興味があり、直ぐに入会しました。
当時はこのサークルの卒業生の就職先は大手の証券会社が殆どでした。
そのサークルで株式投資の基本を習い、株価、出来高の見方、配当率、等を勉強しました。
在学中は大儲けはできませんでしたが、小遣い銭位は毎月稼ぎました。
卒業後は父親の薦めで中企業のポンプ製造業に就職し営業部に配属されました。
お客訪問を開始しました。
適当な話題が出てこず株式投資の話をしていましたが、直ぐにリアクションがあり、適当な銘柄を教えて欲しい等の連絡が会社にまで入る様になりました。
株エヴァンジェリストと契約することに
ある日直属の上司から会議室に呼ばれました。
嫌な予感がして緊張し冷汗が流れ始めました。
その時入室されたのは直属の上司ではなく会社の若社長でした。
自分では株の事が彼の耳に入っていると思いある程度の覚悟はしていました。
ところが若社長からの説明はポンプ製造も順調に推移しているが、新たな分野に乗り出したいとの事でした。
それは投資を目的とする部を設立し土地、建物、株式等にお金を回し独り立ちできるとこまで持ち上げたいと事でした。
私の入社時に提出した大学時代のクラブ活動が気になり、私を呼んだとの事でした。
但しこの会社単独で動くのはリスクが大きすぎる為投資顧問会社と契約するとの事でした。
私にはその受け皿の役目をして欲しいとの事でした。
暫く考えましたが、学生生活に勉強した基礎知識が役に立つ可能性を感じその職を引き受けました。
その日から社長付の仕事に代わり、株エヴァンジェリストという投資顧問会社との打ち合わせが始まりました。
優秀な人材が揃う株エヴァンジェリストは自分達の製造業と基本的異なり、働いて汗をかくより、冷静な判断力で物事決めていくものでした。
早速株式投資の銘柄と推薦理由がが書かれたメールが入り始め、其の確認の為に私が電話して内容を改めて確認し社長に上申する作業が開始されました。
銘柄は全てIT関連で現在の株価は低すぎる、成長性も高くおススメとの事でした。
社長室に入り、二人だけで相談しました。
私の意見を聞かれ、株価が高くなく手ごろなスタートの旨説明しました。
直ぐに証券会社に買い注文を入れました。
1か月後には倍額近くまで上昇しました。
投資顧問を探している方がいましたら、株エヴァンジェリストに相談してみたら良いと思います。