音楽大学は倍率や技術試験があることから入学することが難しいと言われており、試験内容をよく理解して受験することが求められます。

まず受けたい大学のアドミッション・ポリシーをよく理解してから意欲のある学生を広く募集しているAO入試という入試方法があります。

AO入試は近年日本でも広まってきており多くの大学で実施されていることから知っている方も多いと思いますが、学力だけにとどまらないやる気をみて判断される試験です。

この入試方法は条件を満たしていれば自由に受験をすることが可能ですが、志望理由書、入学後の学習計画、これまでの音楽を含む学びや活動の報告書の書類審査の結果と楽典、実技試験、自己アピールと面接、グループ・ディスカッションの結果から総合的に審査します。

これまでの学業や音楽活動、意欲、計画性など多面的そして総合的に審査します。

音楽とは何か音楽を知り、どのように音楽を活用していきたいかが問われる試験なのでAO入試を受けるならAO入試の対策をしっかりとしておくことが求められます。

参考:AO入試で底辺校から有名校へ進学した男のその後

続いては音楽大学の試験内容についてですが、一つ目に実技試験がありピアノが専攻ならピアノの実技試験があります。

弾く曲は学校側が指定してくる場合が多く、難易度は学校や学科によって異なります。

二つ目は楽典でピアノの基礎知識が出題される試験です。

ある程度長い間ピアノを弾いていると体に染み込まれといるので出来ていることが多いですが、いざ筆記として問われるとわからなくなる場合があります。

油断せずにもう一度確認するようにしましょう。

続いての試験内容は聴音でピアノで弾かれる音楽を楽譜に書く試験になります。

幼い頃からピアノをしていると自然と聴音には強くなってきますが、試験を受ける上で慣れも大切になってくるので練習をしてから臨みましょう。

続いては新曲視唱という試験内容で具体的には8から16小節くらいの旋律が書かれた楽譜を決められた時間で確認して声に出して歌う試験です。

記憶力も必要になってきますが経験がものを言う試験内容となっています。

そして技術的な試験内容以外には国語や外国語など普通の大学を受けるときに受験するような筆記試験があります。

その他にも学科によって試験内容が異なる場合がありますが、管弦打邦楽器系・指揮科・作曲科も副科目としてピアノの試験がある場合があります。

どれ位のレベルが求められるのかは受ける音楽大学にもよって異なるのでしっかりと事前に確認しておくことをおすすめします。

 

 

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