お年を召して、近くに子供さんも住んでいらっしゃらず一人暮らしが不安になった時、有料老人ホームに入居しようかとお考えになる方も多数いらっしゃるかも知れません。
有料老人ホームは高齢者が暮らしやすいように設計され、また色々な付帯サービスが付いています。
特徴としては二種類に分けられ、一つは元気な方向け、もう一つは要介護の方向けがあります。
一般的に要介護の方向けに入居される場合はご家族方がお選びになるが多いです。
グループホームに入るにはまだ早いけれど、独立した形で過ごして欲しいと思うからです。
まだ元気でご自分で見つけられる方は前者をお選びになる事と思います。
元気な方向けには部屋にあるキッチンで料理をしたり外出をしたりする事ができ、居住環境を重視していて、比較的自宅にいた時と同じような生活をすることができます。
施設によってはラウンジや図書館などを備えている所もあり、娯楽を楽しんだり買い物へ行く事もできるので、安心しながら今まで通りの生活を送る事ができます。
介護が必要な方向けのホームでは介護重視の部屋になっており居室内にベッド、トイレ、洗面室が備えられていて一部屋で日常生活を営むことができます。
足が弱ってなかなか歩けないという方でも安心して住む事ができます。
どちらの施設でも食堂は別の部屋にあるのでそこまで行かなければなりませんが、元気な方は歩いて、そうでない方は職員の方がそこまで車いすあるいは付き添って行く事ができますので、安心して下さい。
気になる費用については家賃、管理費、食費、介護費、その他の費用が必要ですが施設によって値段はまちまちですので、入居をしたい場合前もって調べておく必要があります。
家賃についてですが、支払い方法は全額前払い、一部前払いして残りを月払いにする方法、もう一つ家賃を月払いにする方法があります。
管理費については、人件費、事務費などが含まれています。
食費は言わずもがなですが実費になります。
介護が必要な方には別に介護費が必要になります。
その他の費用は自室の光熱費や通信料などが含まれます。
最も大切なのは下調べです。
交通手段がないならタクシーなどを使い、実際に施設へ行き費用の事等をよく相談し、出来得るならその施設でできれば一度体験入居をしてみる事です。
高齢化社会を迎えた現在、このような有料老人ホームはもっと増えていくことでしょう。
現に、自分が住んでいる地域でも元ビジネスホテルだった部屋を改造してこのようなホームにした所もあります。