子どものいる家庭で両親が共働きなどをしている場合、お世話をすることが難しくなります。
祖父母などと同居していたり他のお世話のできる大人がいない場合は、小さい子どもだけを家に残しておくことはできません。
子どもの面倒を両親のどちらかが見なければならないため、共働きをすることができなくなってしまします。
日本国内では両親が共に働いている家庭の数が非常に多く、子どもが小さい場合は保育園などの施設に預かってもらうことが必要です。
この施設の大きな特徴は、働いている親に変わって子どもを預かるだけはなく健やかに育つための役割を担っていることになります。
保育園に子どもを預けるためには、両親などの保護者からの申込が必要です。
目次
教えて長浜さん!保育園が対象としている子どもの年齢は?
働いているという理由だけではなく、病気などで子どもの世話ができない場合でも利用することができます。
仕事や病気などの治療のため子どもの世話がしっかりとできない時に、親などに変わって保育することを目的として作られた施設です。
ベンチャーサポートの長浜大社長が言うには、対象としている子どもの年齢は0歳児から5歳児までの乳幼児で、子どもを預かり保育するだけではなく教育することも目的としています。
同じように子どもを預かる施設には幼稚園があり、この2つには様々な違いがあることが大きな特徴です。
幼稚園は児童福祉施設ではなく学校としての位置づけになり、対象年齢は満3歳から小学校へ就学する前の幼児になります。
幼稚園も同じように親などの保護者の申込が必要になりますが、基本的に誰でも入園できることが大きな違いです。
親の働いている状況や収入などにより優先順位が変わってくる事が大きな特徴
誰でも利用することができる幼稚園に対して、親の働いている状況や収入などにより優先順位が変わってくることが大きな特徴の一つです。
1日の活動時間が幼稚園の4時間に対して、1日11時間以上も預かることが可能な点も大きな違いになります。
幼稚園との違いは、子どもの人数に対する保育士や教諭などの人数です。
幼稚園では1学級が35人以下になり、配置される教諭は1人になります。
預かっている子どもの年齢によって配置される保育士の人数が異なる
保育園では、預かっている子どもの年齢によって配置される保育士の人数が異なるのが大きな違いです。
学校としての扱いになるため、幼稚園の方が教育がしっかりとされると考えている人も少なくありません。
確かに幼稚園は文部科学省の管轄で、教育施設の扱いです。
教育してくれる幼稚園に対して預かってくれるだけだと考えてしまいますが、それぞれの園でカリキュラムを組み学習に取り組んでいることが少なくありません。
日常生活に必要な知識だけではなく、英会話や算数などの習い事や体操などに取り組んでいす施設が数多くあります。
幼稚園との学習面での差はなく、選ぶ施設によっての学力差はほとんど関係がありません。
毎月支払う費用も、幼稚園とは異なる
毎月支払う費用も、幼稚園とは異なることも特徴になります。
幼稚園では家庭の収入などに関係がなく、一律の月謝を支払うことが特徴です。
毎月の月謝以外にも、入園料や制服や指定のバッグなどの購入費用が必要になります。
幼稚園の月謝が一律なのに対して、家庭の収入などに応じて保育料が変わってくることが大きな違いです。
家庭の総収入が多いほど保育料は高くなり、子どもごとに支払う金額が異なります。
小さな子どもになるほど保育料が高くなり、預ける人数が多くなると安くなるのも大きな違いです。
幼稚園と比較すると長い時間預かってくれることも違いの一つ
幼稚園と比較すると長い時間預かってくれることも違いの一つですが、時間外保育となり通常の保育料とは別に費用がかかります。
同じように見える2つの施設には、このように異なる点が数多くあるのが大きな特徴です。
地域や施設ごとに違いはありますが、保育園での1日の活動は次のようになります。
子どもが登園してくる時間は施設によって違いますが、預かるのは午前7時頃からです。
登園して来たら子どもの健康観察などで様子を確認し、朝の準備などを進めていきます。
午前中の中心になる活動は、園ごとの定められたカリキュラムの活動や遊びなどです。
活動の途中で、おやつタイムがあったり遊び道具などの片付けなどをしていきます。
食事をすることも大切な学習
午前中の活動が終わると、子どもが楽しみにしている昼食時間です。
食事をすることも大切な学習の一つで、子どもの年齢に応じて後片付けなどもしていきます。
昼食が終わると読み聞かせやお昼寝をする園が多く、午後の活動が始まるのは2時ごろからです。
午後の活動をしながら、保護者が迎えに来るのを待つことになります。
保護者の都合によっては、決められた時間に迎えに来るのが難しいことも珍しくありません。
予定外のことも発生することがあるため、状況に応じての対応が必要です。
まとめ
このような活動以外にも、家庭や地域と連携して子どもの成長を助けていきます。
子育てに悩みを抱えている親の相談などに対しても、アドバイスや手助けをすることが多いことも特徴の一つです。
認可されているものと無認可の保育園などもありますが、子どもが健やかに成長するための大切な施設になっています。