所有するアパートを様々な事情から、売却を考えるケースがあります。
一般的には仲介という方法で、市場に流通させて不動産投資家の人に購入してもらうことになるのですが、その場合のデメリットとして「いつ売れるのかわからない」ということがあるのです。
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なかなか売れずに売れ残ってしまうことも・・・
魅力的な立地のアパートであれば、仲介という方法を使ってもすぐに買い手が見つかることもあります。
しかしそうでない場合には、なかなか売れずに売れ残ってしまうことも多々見受けられます。
挙句に売値を安くしてようやく買い手が見つかるということもよくある話です。
特に仲介で売却する場合には、いつ売れるかわからないために、売却の代金がいつ手元に来るかわかりません。
売り急いでいて現金がすぐに欲しいという売り主であれば「買取」という方法を使ったほうが手っ取り早く、アパートを売却することが出来ます。
不動産専門業者に買い取ってもらう方法
買取の場合には一般の人に買い取ってもらう「仲介」とは違い、不動産専門業者に買い取ってもらう方法です。
このメリットは、すぐに物件を現金化できるという点でしょう。
ただでさえ流動性の低い不動産ですから、すぐに現金化できるという点はかなり魅力的ではないでしょうか。
ただし注意点もあります。
すべての投資用物件を買い取ってもらえるわけではないということです。
中には買取が難しいというケースもあります。
買取が難しい物件のタイプ
それはどのような物件でしょうか。
築年数があまりにも古い物件
例えば、築年数があまりにも古い物件です。
そのような物件は必ずと言っていいほど、修繕や修理箇所があちこちで見つかります。
そのような物件は躊躇されるケースもあります。
家賃の滞納者が多数住んでいるような物件
他にも、家賃の滞納者が多数住んでいるような物件です。
そのような物件はやっかいです。
入居者を入れ替えることがもしも容易であればよいのですが、日本ではそうはいきません。
やたらと空室が多いような物件
それ以外であれば、やたらと空室が多いような物件も敬遠されます。
空室が多いという事は何かしらの問題があるということです。
立地が良ければ建物に問題があったり、不良入居者がいたりという問題があるかもしれません。
その他であれば、土地が狭かったり開発に向かないような地域である場合にも、買取が難しいというケースがあるようです。
このような状態に合致しないのであれば、買取を考えてみる価値はあるのではないでしょうか。
まとめ
前述したとおり、不動産は流動性の低さがデメリットです。
ですが、不動産を業者に買い取ってもらえば、すぐに現金化できるという点は、大変魅力的ではないでしょうか。