現在世界的に新型コロナウイルスが流行しています。
日本では緊急事態宣言が解除されたものの、現在でも新型コロナウイルス感染症が収束に向かうには、まだまだかなりの時間を要すると考えられます。
多くの人が外出自粛に努め、一人一人が感染しないように注意を払っているものの、このような事態が続きストレスがたまってきている人も見られます。
一人ひとりが自覚を持ち行動することは重要ですが、心の健康は健やかに保たなければなりません。
特に元気な子供がいる家庭の場合には、休校が続き家の中に閉じこもってばかりとなり、ストレスがたまってしまいます。
このような子どもを相手にする親にもストレスは大きなものとなり、できることならば感染のリスクを少なくしながら、安全に楽しく気分転換できる方法を見つけたいものです。
グランピングなら3密回避可能！？
新型コロナウイルス感染症のリスクとなっているものが、3密です。
日ごろから一人一人が3密を避けて行動することが求められていますが、避けながらも外出自粛によって発生するストレスを発散できるものとして注目を集めているものが、グランピングと呼ばれるものです。
そもそもグランピングとは、自然に触れるキャンプのようなものが醍醐味となっているので、施設があったとしても、郊外に設定されていることがほとんどです。
郊外に向かうためには、マイカーでの移動が便利です。
マイカーであれば、普段一緒に生活している家族だけでのることになるので、家の中とほぼ同じ環境となります。
安心、安全に努めながら、目的地まで向かうことが可能です。
公共交通機関となると不特定多数の人が利用することになり、たとえ窓が開け放れていたとしても、定期的な換気が行われていたとしても、3密を避けることは難しくなります。
特に通勤時など比較的混雑する時間となると、人と人との間隔をあけることはほぼできなくなるでしょう。
このような公共交通機関で移動することに比べると、自家用車を使って移動することは、はるかに感染リスクを減らすことができます。
しかし車から降りれば、家から外に出ることと同じことになります。
車から降りる際には、3密を避けることを心がけることが重要であり、マスクで口を覆う、2m程度人と離れソーシャルディスタンスを保つなどの重要なことを忘れてはなりません。
目的地に到着するまでに、観光地などに立ち寄りたいと思う人も多いかもしれませんが、これらは避けた方が安心といえるでしょう。
グランピングは人と接することが少ない
グランピングのメリットとしては、人と接することが少ない点が挙げられます。
多くの施設が独立したテントやプライベートタイプになっているものが多いので、ほかのスタッフや宿泊との接触を軽減することができるでしょう。
またこれに加えて宿泊の受け入れ数を制限したり、チェックインやチェックアウトをそれぞれの部屋で済ませることができるなど、新型コロナウイルス対策に取り組んでいる施設が数多く見られます。
ロビーなどの人が多く集まる場所が少ないので、人と接する機会を減らせることは、グランピング施設ならではのメリットと言えます。
またオープンなアウトドア空間であることも、3密の回避につながることでしょう。
通常のホテルを利用するとなると、宴会場やレストランなどの密閉空間で食事をすることになりますが、グランピングであれば、アウトドアでできるため安心です。
テントやそれぞれの部屋に備え付けのアウトドアデッキがありバーベキューをすることができたり、たとえ屋内であってもプライベート空間が保たれているので、いつもの家族同士で食事をすることが可能となります。
心に健康を保つことも感染のリスクを減らすためには非常に重要
大自然の中で散歩をすることは人混みを避けやすいことでもあり、感染リスクの少ない環境となるでしょう。
家にこもりがちであるとストレスがたまってしまいますが、このような場所に来て日常から離れ、さらには大自然に触れることによって、ストレスがたまっていた心も大きく解放されます。
心に健康を保つことも感染のリスクを減らすためには非常に重要になります。
またグランピング施設であれば、現在ではWi-Fiの環境が整っているところも多く見られます。
そのためこのような施設に来て、子供を目の届く範囲で遊ばせながら、大人がリモートワークをすることも可能となるでしょう。
通勤している会社がリモートワークを取り入れて家の中で仕事をしているけれども、子供たちが外にいきたい、一緒に遊んでほしいと訴えてくることがあるかもしれません。
このようなことがあれば、仕事を中断して子供と一緒に散歩に行ったり、一緒に遊んだりしなければならなくなります。
しかし大自然という格好の遊び場所があれば、子供たち同士で目いっぱい遊んでくれることでしょう。
これにより普段よりも集中して仕事ができることにもつながります。
神澤光朗氏によるまとめ
このようなことから、確かにグランピングは、アウトドアであり3密を避けやすい環境とは言えますが、安易に考えてはなりません。
その時々の感染状況を把握して、一人一人が感染しないための行動を取ることが大切です。
